テストの点が上がらない人がやってしまう3つの間違いとは!?

中高生、その保護者の多くは、

「テストの点数を上げたい」

「成績を上げたい」

と思っている。

というより、塾の講師をしていると、僕が出会う中高生と保護者はそういう悩みや課題を抱えた方ばかりだ。塾や家庭教師を利用される方の多くは、きっと「勉強ができるようになりたい」と思って通っている。

ただし、塾や家庭教師を利用して期待通りに「テストの点が上がる」「成績が上がる」人は、残念ながら100%ではない。詳細な統計データがあるわけではないが、これまで20年程度のキャリアの中で、自分や同業者の話から推測しても、100%全員が望んだとおりの結果を出せているわけではない。

それには、もちろん指導者側の問題もある。

ただ、懸命に指導されている先生についている生徒でも、結果が出ない人もたくさんにいる。なかなか結果が出ないから、と塾をコロコロ変える人も相当な数いる。

もちろん、人間対人間のことなので、相性というもののあるだろう。同じことを言われたとしても、この人からなら聞けるということはあるし、同じことをやるとしても、この人の指示なら喜んでやれるということはふつうにある。

ただ、結果が出せない人には共通点がある場合が多い。えてしてそれは間違った考え・行動だ。

意外とこの事実に気づいていない人も多い。

「この塾だったら」「次こそは」

と、結局大事な問題を放置したまま、次々と塾をはしごし、むだなお金を浪費する人もいる。

これは悲劇です。

もし、あなたがこれまでそのような考えや行動をしていたとしたら、いますぐ変えることをおすすめします。

まずは現状を知り、必要な行動が何なのかを整理し、その上で塾での指導が必要であれば塾に通うということでなければ、ただお金と時間を浪費して、塾にはとりあえず通っているという状態になるだけだ。

さて、塾に通っているのになかなかテストの点が上がらない人がやってしまっている間違いとは何か?3つの点をまとめておきたいと思う。

1.塾に行けば何とかなるという他力本願・受け身な態度

塾に行くのは当たり前、というようになっている地域もあるほど、勉強については放課後に塾に行くというのがスタンダードになっている。

もちろん、一斉形式の授業でよく分からなかった部分がある人や授業以上のハイレベルな学習をしたい人が塾に行って勉強するのは、良いことだと思う。

ただし、それはあくまでも「自分が勉強をしている」という前提がなければ意味がない。

学校の授業ではほとんど話も聞かず、課題や宿題、提出物などもろくに出さず、それで塾に行って何とかしようとしても、現実的にはかなり厳しい。

塾で学校と同じだけの授業時間数を確保するのは物理的に難しいからだ。

さらに、学校の授業でそんな状態の人が、塾に行ったからと言って、同様に授業に集中して臨めるのか、宿題や課題をこなせるのか疑問である。

仮に、塾であればそこができるというのであれば、それで現状維持がやっとだろう。

成績を上げるというところまでいくのは、難しい。

なぜなら、いつまでたっても受け身で、やらされている状態だからだ。

たとえ言われた課題をこなして結果が出たとしても、その力は短期的なもので、数年で意味ないものになる  結局のところ、自分が動かなければ自分の血肉とはならないのだ。

だから、塾に通うのであれば、同時に、いやその前に家庭学習をきちんとやれるようにしなければいけない。それなのに多くの人は、とりあえず塾に通ってしまうのだ。これでは順番がちがうのだ。上がるものも上がらない。

家庭学習・自習ができる前提で塾に通い、しかも、言われたまま、受け身で授業を受けるのではなく、自分から質問できるくらい「前のめり」になって、使い倒すくらいの利用の仕方をするのが、結果を出すために必要な行動だ。

いずれにしろ、勉強をするのも、テストや入試を受けて結果を出すのも、自分だ。

自分自身が、自分自身で自覚的に勉強しなければ、何の成果も得られないのは明らかなこと。

塾を利用される人のなかには、藁をもすがる思いの方もいるかもしれないが、残念ながら塾や塾講師は魔法使いではない。ただ塾に行くだけで、授業を受ける(席に座っている)だけで、急激なレベルアップをするなんてイリュージョンみたいなこと、そうそう起こりません。

必要なことを、必要な量、実践していかなければなりません。

一朝一夕では結果は出ません。

ある程度の修業期間があってはじめてテストでも成果が出始めます。

塾にいって、きれいにお膳立てされた中で勉強しても、最終的に自分がそれを習得しなければ、何の意味もないのだ。

だから、変にお膳立てしずぎて、数ある商品と同じようにパッケージ化された勉強をただ消費するというのは、考えものだ。

子どもの成長、学力UPという点では、逆行する考え、行動ともいえる。

2、授業を受ければ良いという考え

1とも共通考えだが、成績が悪いと塾に通い、授業を受ける人が多い。さらに、授業を受けてもテストや成績が上がらないと、追加の授業を提案される場合もある。

もちろん、単に解説時間等が不足しているから、それを補うために授業時間を追加するのは良いでしょう。理にかなった方法です。

しかし、授業時間・回数を増やしてもどうしようもない場合も多いものです。

授業は受けているが、その復習はおろか、宿題すらままならないような状態であれば、授業を増やしても、授業という名目での勉強時間が増えるだけです。

やるべき復習や宿題がさらに増え、どんどんやり切れなくなるということもあるでしょう。

塾は、あくまで解き方を教え、効率よく理解できるようにする場所。

講師は別に魔法使いでも何でもない。

自分が努力するのが大前提  その努力をより効果的、効率的に結果につなげるのが講師の仕事なのだ。

授業を安易に増やしたり、増やすという提案に乗ったりするだけでは、問題は解決されない。

授業を増やすなら明確な目的と意志のもとで行わなければ、本当にただの時間とお金の浪費でしかなくなる。

勉強に不安を抱えている人は、塾に行こうと思ったときに、同時に自習をどうするかを考えよう。自習が自宅では進められないというのであれば、塾にいって机を借りるなり、自習室があればそこを活用するようにしよう。

3、テストの総合点しか見ない

テストで点を取りたければ、成績を上げたければ、そのための「正しい行動」を実践しなければならない。

でも、すでに述べたように多くの人は、その方法を「塾に行けば・・・」「授業を受ければ・・・」と勘違いしてしまっている。

大切なのは、自分の行動、考え方を変えることなのだ。

具体的な行動が変わらなければなにも変わらない。これは勉強だけでなく、何事においてもいえることだ。

行動が変わらなければ、現状維持か下降して当たり前なのだ。そもそも、人間は怠けたい生き物・忘れる生き物だからだ。

行動を変えるためには、どんな準備をして何が成功したのか、うまくいかなかったのか、細かいチェックをすることが肝心だ。

その上で、次は何を意識してどんな行動を取れれば良いのか戦略を練ることが不可欠だ。

その意味で、テストで点を上げたいのであれば、テストの振返りが何より重要なことになる。

しかも、単に総合点を見ても意味はない。

分野や観点別の点、あるいは、1つ1つの問題の正答・誤答をふり返らなければ、次へつながる戦略は見えてはこない。

当たり前といえば、当たり前のことなのだが、なぜかそれがきちんと出来ている人が少ない。

生徒本人もそうだが、保護者や塾の講師でも、トータルの点数の増減だけを気にする人がやたらと多い。

さらに、気をつけたいのが、テストの点数によって賞罰を与えること。

たとえば、点数が良ければおこづかい、悪ければ何かを禁止、などと「アメ」と「ムチ」を使って勉強のモチベーションにすること。

これは、実はあまり意味がない。

よく聞く話だが、お小遣いがもらえるから、と最初のうちは気合十分で取り組む人も、すぐに意気消沈し、やる気が低下している場合が多い。

ごほうびなどの「アメ」は最初の一歩として、あるいは、短期的なやる気は出せたとしても、持続しなければたいして意味はないのだ。

たとえば、自ら宣言してごほうびを勝ち取るのであれば話は別だ。

自分の意志で勝ち取りに行こうとするのであれば、行動を続けるためのモチベーションとして十分に意味のあることになる。

つまり、人に言われて動いても、そんな行動は長くは続かない、ということだ。

最初のきっかけは誰かの言葉や行動であっても、最終的には、自分の意識で、自分からモチベーションを湧き出すことで継続的に行動することができるのだ。

自分で自分の行動を振り返り、修正して次につなぐ。

成功も失敗も、喜びも痛みも自分で感じなければ成長はないのだ。

だから、ぜひ、むやみやたらと「褒美」や「罰」をちらつかせないでほしい。

もしやるのならば、明確な目的と意図を持ってやらなければいけない。

だって、一時的に効果があったとして、いや、効果があると、次々と「褒美」を求めた行動をすることになる。つまり、いずれ「褒美」がなければやらない、というまた別の問題を引き起こすことにもなりかねないのだ。

自分の成長のため、将来を切り開く力を手にするために勉強しているのに、「何かをもらえなければやらない」という状態になっては何の意味もない。

勉強の中で、自分の成長の中に、それ自体に「褒美」を見出せるようにならなければ、長い勉強人生、継続して結果を出し続ける行動はなかなか続けられない。


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